プレミアが一周したので全チームの感想を言おう

 

ウォルヴァーハンプトン ○3-1(A)

ジョルジュ・メンデスのフロント企業みたいになったウォルヴァーハンプトンとの対戦で開幕。ロドリとフェルナンジーニョのダブルボランチを底にした4-2-3-1で望んだ。かなり苦戦したが、ウォルヴァーハンプトンのDF陣、とくにハーフバックのサイスとボリーがかなり雑にポケット裏抜けに対応していたので何とかなった。ちなみに私が昨年はまっていたマッスルミュージカルは、なんでこんな男に夢中だったんだろう・・・と思うくらい魅力がなくなっていた。ううん、ごめんなさい。あたしが悪いの。忘れて。

 

気になった人 ダニエル・ポデンセ

う、うまい・・・。裏抜けも出来るし、ドリブルも上手いし、アーリークロスの精度も高い。まあ経歴を見る限り点が取れるタイプじゃないんだろうが(昔のオリヴァー・ノイヴィルみたいな感じだ)、ヒメネスのような良いストライカーと組ませると怖い。

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レスター・シティ ●2-5(H)

5-4-1から繰り出されるカウンターに全く対応できずボコボコに。4-2-3-1ではMFラインで歯止めがかからずDFラインが裸にされ、点がほしいと言って4-1-4-1にしたらアンカー脇を蹂躙された。エリック・ガルシアに恨みは全然ないが、せっかくだからスペインに帰る前にもう一回ヴァーディにめちゃめちゃシバかれてから帰ったらいい思い出になると思う。

レスターは脇を固めるメンバーがかなり充実していた。右ハーフのプラート、右バックのカスターニュ、左バックのジャスティン辺りはしっかりボールが持てる上に突撃性能も高いから、プレスがかけられないシティが最も苦手にするタイプだ。DFラインもカバーができるエヴァンズに、スピードのチャーラルがいて固い。ヴァーディの控えがイヘアナチョとアヨセだという点に目をつぶれば、CLも夢ではなかろう。

 

気になった人 チャーラル・ソユンジュ

通称「ソユンク」。割とどうでもいいことではあるが、まず「チャーラル」と呼ぶべきだと思うんですよね。トルコ人だから。「エムレ」とか「イルハン」とか「アルパイ」とか呼んできたじゃないですか。「ベロゾール」とか「エザラン」ではなかったじゃないですか。一貫性持ちましょうや、みたいな。まあ、そこは一旦置いておいたとして、苗字の方も「ソユンク」より「ソユンジュ」と読んであげたい。

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リーズ・ユナイテッド △1-1(A)

FFPというのはまさに20年前のリーズのようなクラブを生まないための制度なのだが、みんなが「財務的健全性」を気にする今日この頃、リーズのプレミア復帰にあたっては結構エモーショナルに歓迎ムードだったのでちょっと笑った。ちなみに、最後にシティがプレミア昇格したときの初戦がリーズだったんですよね。0-3でボコボコにされたが。

試合は双方バカみたいにカウンターで切り合っていた。リーズがそれをするのは分かるが、なぜシティは付き合ったのだろうか?あまりにもあからさまだったので、試合後にグアルディオラが「急ぎすぎた」と言ってたのが意味がよくわからなかった。

リーズはさすがビエルサらしい良いチームで、ちゃんと点が取れるストライカーとまともなGKもいるので、トップ10には十分入れるだろう。どこでビエルサが投げ出すかは別の話だが。

 

気になった人 カルヴィン・フィリップス

CBとしても使える“ディープライイング・プレイメーカー”(日本語に良い訳がないけど、サッカーファンがイメージするところの「いわゆるピルロ」みたいなポジションだ)というのがまずかっこいい。そして見た目もかっこいい。試合ではデ・ブライネに張り付かれてかなり痛い目に会っていた。

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アーセナル ○1-0(H)

ボール持ってるときの3バック、俗に言う『カンセロロール』ことカンセロ・マヌーバ、幅を取る両ウイング、縦に混ざり合うベルナルド、カンセロ、スターリングなど、現在のシティの形が実は結構見られるのである。見返してみると。実質ほとんど左サイドのティアニー&サカしか攻め手がないアーセナルは前から守りに行ったが、シティのDFラインからスパッと通されて失点。サカ、ウィリアン、ぺぺのうちサカしか脅威にならない上、交代選手がその3人以下、というのはかなりきちい。

このあとカラバオかなんかでもう1回やって、そのときは4-1で勝ったのだが、そのときもアーセナルの守備がだいぶきちいことになっていた。WBAですら(失礼)実装しているポケット裏抜け潰しが全くできないというのは正直どうかしている。アルテタは何がしたいのか、ちょっとよくわからない。ごめん。

 

気になった人 ウィリアン

かつてチェルシーで猛威を奮ったとは思えない萎れっぷり。去年も二桁近く取っていたはずでは。ウィリアンもそうなんだけど、最近のアーセナルというのは「クラブ屈指の高額設備が全く稼働しない(エジル)」とか、「高額設備を売却したのにほとんどリクープできない(コシエルニ)」とか、そりゃ勝てなくなるわなという案件が多すぎる。ウィリアンもそう。

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ウェストハム・ユナイテッド △1-1(A)

まあ決まらないんだこれが。珍しくこの試合は中央で持ってポケットに抜けるスターリングとマレズにスルーパスが出ているのだが、全然決まらない。でも、GK引きつけ過ぎなだけなんじゃないかという気もするので、崩す角度がそもそも悪い説を取るのはもうちょっと待ちたい。ちなみにウェストハムのことは全然覚えていないが、いいチームだったのは間違いない。 

気になった人 マイケル・アントニオ

フィジカル方面への明るさだけで最前線を張り、さらっとスーパーゴールを決めていた。私はこういう、「身体が張れるからという理由の起用」に弱い。

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シェフィールド・ユナイテッド ○1-0(A)

最下位を独走するブレイズを相手に、今日も今日とて6バックチャレンジ!なにせ相手SBの裏を取ってポケットに入っても、まだ4枚エリア内にいるのだ。キツすぎる。決勝点も、スターリングが4人を捌いてドリブルで40m進む→デ・ブライネが神業の如きサイドチェンジを繰り出す→ウォーカーが2年に1度しか出ないスーパーミドルを決める、というかなり無茶と幸運の積み重ねで取っていた。点が入らないので批判されているが、この頃のスターリングは見返してみるとキレッキレだ。点は取れないが。

気になった人 エンダ・スティーヴンズ&クリス・バシャム

エンダはアメリカ人オーナーの下でどんどん弱くなっていったときのヴィラが大量に抱えていた選手の一人。名前が可愛くない?バシャムは10年強前にボルトンで出てきたとき、地味に良くて注目してたんですよね。30を過ぎて立派なプレミア戦士になって喜ばしい。まあ今年限りっぽいけど。

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リヴァプール △1-1(H)

この2年半、この世の春を謳歌していたリヴァプールも年の暮れからまさかの停滞。プレミアリーグというのは怖いリーグですね。でも素晴らしいことでもある。同じリーグが10連覇みたいになったら、もうそれはラトヴィアリーグじゃないすか。ラトヴィアがいかんとは言わんが。昨日バーンリーに負けたということもあって、「CL圏も危ない」という声すらあるが、まだまだ優勝は射程範囲内だろう。シティも勝ち点9とか8とかひっくり返して優勝したことあるし。

ちなみにこの試合は「選手のレベルは高いんだけど若干拍子抜け」というところ。毎試合サイドブレーキ掛けたまま走っているようなシティに割とあっさりボールを通されるリヴァプールもどうかと思ったし、一方で回すのは良いがさしてチャンスも作れないシティもどうかと思った。一人ひとりは勿論上手いですよ。高いからね。みんな。でもチームとしては「あっ、そんなもんなの?」感があった。両方。

気になった人 チアゴ・アルカンタラ

この試合には出てないが、その後見て衝撃的に上手かったので言及。サッカーが上手すぎる。プレミアリーグでデ・ブライネとヴァン・ダイクの次に良い選手だろう(5番目はもちろんギュンドアンだ)。それが勝ち点につながるかというと微妙なところだが、チアゴくらい上手かったらそんなのどうでも良くなってくる。

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トッテナム ●2-0(A)

悪くなかったが、エンドンベレ=ケイン=ソンフンミン打線とは破壊力が違いすぎてカウンターで一蹴された。中盤に強度がない当時のシティに対して、背負って回ってパスが出せるエンドンベレとケインと、ダイレクトで受けてミスをしないホイビェアという組み合わせは相性が悪すぎる。これは今年こそスパーズの優勝があるか?と思って、9月末に仲間内で予想したときも「優勝」にしたのだが、その後・・・。見てないので何が悪いかは判らないが、いつの間にかCL圏外にいる。

気になった人 ピエール=エミール・ホイビェア

10代で抜擢されたときの記憶とか、そのあとセインツに行ったところとかのせいで線の細いお坊ちゃんのイメージがあったが、ゴリゴリにヤンキーだった。自分が倒した選手に(ダイブだろ的に)イキるところは巨人の中島を彷彿とさせた。モウリーニョはどこ行っても、こういう子飼いの武闘派を作るのが上手いね。そしてめちゃ良い選手だった。

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バーンリー ○5-0(H)

今日も一日頑張るぞい!って感じだったと思うが、ターコウスキのミスパスを拾われて1点、ウォーカーのセコいスローインでマレズに裏を取られて2点で、前半早々に終戦。バーンリーの戦術は「でかい男が揃いも揃って大騒ぎ」以上には特に無いので、こうなるともうどうしようもなかった。 

気になった人 チャーリー・テイラー

何が取り柄かよくわからないが、バーンリーの左サイドバックの座をがっちり握って離さないヨークシャー男。まあ頑丈であることは確かだと思う。

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フラム ○2-0(H)

5-2-3で勇気をもって封じに来たパーカー・ボーイズだったが、中盤で引っ掛けられてミドルレンジのカウンターを食らって万事休す。アンギサとロフタス=チークで中盤を突破するというのは、机上の計算としては悪くなかった。アンギサからなかなかボールは取れないし。ちなみにこの辺りで、スターリングと同じかそれ以上くらいに、デ・ブライネもGKとの1vs1が苦手なことが明らかになるのだった。

気になった人 トーシン・アダラバイヨ

もう立派なプレミアリーグのDFだ。5歳からシティにいたバイヨ。将来はシティでキャプテンになりたいんだと言っていたバイヨ。WBAブラックバーンに場所を借りながら、着実にプロとしてまともになっていったバイヨ。自分の意志で、買戻条項も拒否してシティを出ていったバイヨ。この日はフラムのDF陣随一のパフォーマンスで、守備の中心となっていた(まあ、昔からこいつは負けるときに責任被らない場所にいるのが結構上手いんですが・・・)。フラムのファンがどう思っているか走らないが、この試合ではちょっと感動したのであった。

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マンU △0-0(A)

双方腰が引けて引き分け。最後の方のデ・ヘアの時間の使い方には思わず笑ってしまった。こんな双方慎重なダービーはなかなか見たことがない。

さて、この試合とカラバオの準決勝(○2-0)の2試合やってみて、正直ラッシュフォードのオフサイドとブルーノの一発以外には怖さがあんまりなかった。守備もまあ、固いんだけど・・・みたいな。なによりカラバオでの、チームもファンも、「まあ負けますわな・・・」みたいな淡白さにちょっと驚いた。カラバオだからという可能性もあるが。

 

と思っていたが、リヴァプール戦はかなり強めだった。ポグバで貯めてラッシュフォードでオフサイド。あるいはブルーノに入れてショウがサポートしてクロス。あの位置でポール・シャルナーみたいな仕事させられてるポグバもどうかと思ったが。拮抗した試合だったが、勝ちに近かったのはマンUだと思ったくらい強かったのである。私は「マンUはこの先数年、物の弾みで優勝したりすることもあるけど、基本シティとリヴァプールには距離を開けられてる」と予想していたので、それが外れるかどうか注目している。

気になった人 ルーク・ショウ

今の調子が維持できるなら、世界有数の左サイドバックとすら言っていいのではないか。シティにほしい。

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WBA △1-1(H)

低迷中のWBA相手にホームで引き分け。セットプレーで追いつかれ、最後はデ・ブライネに渡してクロス、次にデ・ブライネに渡してクロス、さらにデ・ブライネに渡してクロスと多彩な攻撃を繰り出すシティをGKジョンストンが全部気合で防ぐというすごい試合だった。どっちもアホ。WBAはバートリー、ギブス、リヴァモア、ソウヤーズとセンターラインに体を張れるイギリス人がいるのは頼りになるが、どうやって点を取るかは見えなかったのでさすがにアラダイスでも厳しそうに思える。

気になった人 スラヴェン・ビリッチ&WBA首脳陣

アウェイでシティに引き分けて解任、というかなり斬新な侮辱を思いついたのが偉い。

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サウサンプトン ○1-0(A)

怪しいPK疑惑も見逃してもらって、ギリギリの勝利。シティは攻めるときもとかく急いで相手PAに到達するので、全然強いシュートが打てない。ちゃんとセットし直すころには、文字通りゴールに1,2人入ってGKをカバーしているので、かなりの確率でブロックされたり。このエリア内での時間的余裕の無さというのは、シティの割と長年の宿痾で、これまではDFラインとGKの間に入れてダイレクトで叩いていっちょ上がりとしていたが、相手のラインが下がって狭くなるし、ゴールに入るカバーも増えたしでもう全然入らない。これを解決しないとかなりこの先きついと思う。

セインツは、ヴェスターゴーアの右足一発ロングパスでウォルコット先生にチャンス来まくり。多分、長いパス以外にはあんまり攻め手がないチームなのではないかという印象を持ったが、マッカーシー / ヴェスターゴーア / ウォード=プラウズ / イングスを抱えて長距離の殴り合いをするのはロジカルな選択だ。余裕で残留、下手したらELも行けるだろう。

気になった人 ヤニック・ヴェスターゴーア

ありとあらゆる面で北欧っぽさ100%の雷神ヴェスターゴーア。199cmのデカさもいいし、右足一振りでめちゃめちゃフィードが飛ばせるのも良い。もうちょっと若ければ、ヴァン・ダイクのように飛躍したかもしれなかった。ちなみにヴェスターガード(英語読み)と聞くと名作『クリムゾン・タイド』を思い出すのは私だけでしょうか。

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ニューカッスル・ユナイテッド 2-0(H)

カンセロ・マヌーバの脅威が世に知れ渡った試合。右サイドバックインサイドハーフとウイングとシャドーを全部一人でやる(しかも配置変更ではなく流れの中で)、というスゴいことをしていた。でも守備はマジでペラペラ。 

あともう一つ変化を挙げておくと、一時期びっくりするほど使われていなかったベルナルド・シルバが、この頃スタメンとしての地位を取り戻した。全員どこでもやらされるシティではあるが、実はウイング=トップ=インサイドハーフを全て同じようにこなせるのはベルナルドだけだったりする。

 

ニューカッスルはしばらく見ないうちに、かなりキャラが薄いチームになっていた。シセ&バのような看板クリーンナップがいるわけでもなく、キャバイエ・シソコ・ベナルファ率いるフランス傭兵軍団がいるわけでもなく、アンディ・キャロルが昔の杵柄でいるだけという・・・「緊縮財政」の4文字しか浮かんでこない。日本経済をサッカーチームにしたらこんな感じかもしれない。滅茶苦茶言ってごめんなさい。キャロルは相変わらず大きかったが、あまりにも身体が動かなすぎて、こりゃ最初から使うのは無理だなという感じだった。 

気になった人 ジョエリントン

ヴィッセル神戸におられた方とは違うんでしたっけ?

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チェルシー ○3-1(A)

申し訳ないが、今シーズン一番楽な試合だったと思う。これか、相手のミスで早々にカタがついてしまったバーンリー戦か。最初10分はハイプレスで主導権を握られたが、慣れたらもう。3トップが後ろとも横とも連携せずに個々で突っ込んでくるんだから、前進したい放題よ。そりゃ。今シーズンのシティ相手ならどうせ最終局面で外すからあえて切り合いに行くというのもありだが、チェルシーの前線に破壊力があるわけでもなかった。プリジックのドリブル頼みではいかに相手がカンセロでもちょっと無理。

 気になった人 エンゴロ・カンテ&ハキム・ジエシュ

カンテは広大な中盤中央を埋めようと頑張っていたが、何度と無く裏を取られて陥落。スターリングのドリブルにふっとばされる姿は悲しみに満ちていた。

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ジエシュ?それはあれですよ、あの、「オランダリーグで活躍したって保障にならない」って私言ってたじゃないですか。何回も。信用するなっつって。ニステルローイスアレスだけだぞっつって。

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ブライトン&ホーヴ・アルビオン ○1-0(H)

なかなか勝ち点が伸びないブライトン相手に先制するも、後半はゴリゴリに押し込まれてかなりきつめにシバかれた。勝てたのは幸運も大きい。ブライトンはこれだけ自力があって、そこそこ点が取れるモペイもいて、本当に良いチームなんだが、グロス、ララーナ、ジャハンバクシュ辺りのアシストが出来そうな連中を入れるとバランスが崩れるんだろうか。

気になった人 ダン・バーン

201cmの左利きのCB/LB。これはね~まだサッカー界にこのジャンルはなかったですよ。ちょっと消化しきれない。しかもこの身体で長所はスタミナがあること。色々斬新すぎる。足が遅めなのも萌えポイント。

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クリスタル・パレス ○4-0(H)

クリアなチャンスはほとんど作れてないが、全部セットプレーで4点ゲット。パレスは中盤センターのおじさん3人が明らかにタスク過多で苦しんでおり、頼みのザハもいないのでちょっとどうしようもなかった。残留は余裕だろうが、ザハは流石にそろそろ、ビッグクラブに再挑戦しないのだろうか。

気になった人 ビセンテ・グアイタ

この人、かなり微妙じゃないですか?スタッツも相当悪いし・・・と思っていたら、少なくとも昨シーズンは大活躍で「代表に呼べ」というパレスのファンもいたらしいので、今年調子が悪いか、私に見る目がないかどっちかだろう(多分後者だ)。

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アストン・ヴィラ ○2-0(H)

2000年代まではスパーズ、ニューカッスルと並んで第ニ集団を牽引していた名門ヴィラ。プレミア復帰後、かなりソリッドで良いチームを作っていた。長所のウイング2枚(グリーリッシュとトラオレ)を下げずにカウンターで切り合うぞ!6バックにしないぞ!という強い気持ちを感じた。

結果、ポケットに抜けるフォーデンやカンセロからチャンスを作られまくっていたが、最後の答えが出ないのが今のシティなので、ディーン・スミスの賭けはかなりいいところまで行っていたと思う。マッギンとD. ルイスの中盤も強いし、DFラインにはプレミアで一番かっこいい男の一人であるタイロン・ミングスもいるし、GKマルティネスは素晴らしいし、アーセナルエヴァートンと五分でEL圏を争いそうには見える。選手層は若干きついだろうが。

気になった人 ベルトラン・トラオレ

「トラオレ」という名前のせいで若干得してるところがあって、こっちは別にフィジカルは強くない。アデバヨールをウィングにしたみたいな選手だ。

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気になった人2 タイロン・ミングス

数年前から好きでした!付き合ってください!と言ってしまいそうになる。気を抜くと。そう、かっこよすぎる。193cmで左利きのCB/LBというところもかっこいい。パレスのザハ、フラムのロフタス=チークに並ぶ、プレミアのハイエナ系男前。

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