CL グループリーグ シャフタール・ドネツク戦に関するメモ
- 4-1-4-1でジェズスとアグエロを併用。
- 基本的なゲームプランは、シャフタールにボールを保持させないこと。そのために、GKまでを射程にした前線からのプレッシングと、高い位置でのネガトラ刈り取り。
- 一方で、こちらがボールを持った際にはスピードを落とさず攻めることを重視し、テンポを落とすことには拘らない。
- そして、シャフタールは後ろから前まで割とボールが持てる。とくにブラジル人を揃えた前線は、1人2人交わしてボールを保持できる力がある。
- 然るに、ボールを奪われた場合に周囲が間に合わず、クロスカウンターを決められる場面が目立つ。
- また、GKまでプレスをかけると当然蹴るので、相手の攻撃のスイッチが入る。GKピャートフは正確に長いボールを蹴ることができ、前線のフェレイラも空中戦やポストである程度は優位を示す。
- となるとDFと中盤の間が空き、相手の2列目が前を向いてボールを受けられる。
- また、シャフタールの中盤はインサイドが堅く、なかなかシルバ、アグエロ、デブライネにボールが入れられない。ザネー、ジェズスはライン際で受けたときに中央に向かってドリブルしながら相手をひきつけるのがスターリングほど巧くないので、外-外循環もWGで閉塞される。
- という形で苦戦した前半。
- 後半は開始3分で相手中盤のミスパスからデ・ブライネのミドルで先制。これでシャフタールはある程度前に出ざるを得なくなったが、シティのビルドアップを大して規制できない。
- とくにSHが前に出るようになったので、こちらのWGへの対応が一枚になったが、そのSHはウォーカー、落ちてきたデ・ブライネ、デルフからの外ー外ラインを止められない。
- スターリングの決定機、得点はその形から。また、サイドチェンジからのザネーのアイソレーションも、そこそこ機能していた。
- 試合を通して素晴らしかったのは、こちらの前プレ。頑なにGKからつなぎに行ったシャフタールだったが、後半はカウンターで数回サイドを走らせた以外はほぼ全て中盤でボールを回収されており、シティは安定して試合を進めることができた。(いくつか緊張するシーンはあったが)
シティの前プレがハマりまくりで、シャフタールはロングボール蹴らされて、それをシティに回収されての繰り返し。
— Shizuoka Brain (@gorilla_soccer) 2017年9月27日
見返してみたら、そんなに前半攻められているわけでもなかった。攻めあぐねてはいた。デブライネのサイド流れも、凄いはすごいが考えもんだった。
— szake (@szakekovci) 2017年9月27日
デブライネが流れてジェズスが中に入ると、結構判断を間違える。絞ってくるデルフがサポートポジションとるの下手なのもあって、大チャンスになるところを二回潰して一回はピンチになった。
— szake (@szakekovci) 2017年9月27日
デブライネとシルバが離れすぎるのも、インサイド取れないからどうなの感、ある。