たまにTwitterを除くと興味深いものを見る。例えば、非常に倒錯した愛。
――そこへフェチュコーフがすすり泣きながら、バラックへ入ってきた。背中をまるめ、口のまわりにはべっとりと血がついている。どうやらまた、飯皿がもとで袋叩きにあったらしい。だれの方も見ず、自分の泣き顔もかくそうとはしないで、班員たちの前を通り抜けると、上段ベッドへもぐりこんで、マットレスへ突っ伏した。
よくよく考えてみれば、奴も哀れな男だ。とても刑期をつとめあげることはできまい。もう自分で自分を律しきれなくなっているのだ。――