2016/17 マンチェスター・シティの振り返り, part2:ほぼ私信編

アトさんの「ペップと"常識"の狭間で ~16/17ペップ・シティの1年」に対するアンサー。 atlanta.blog24.fc2.com atlanta.blog24.fc2.com 就任当初について ちなみにペップが一年目のプレミア&シティで華々しい/圧倒的な成功を収めるイメージは最初から持…

2016/17 マンチェスター・シティの振り返り, part1: 総評編

プレミアリーグの笑えるところは、上位6クラブのファンの大半が、自分が好きなクラブは選手層が薄く、今まさに改革の途上にあるか、今後大きな強化が必要であり、よって優勝の最有力候補ではないと思っていることだ。傷つきたくない私たちの、鉄壁の守り。セ…

モーリス・ロス: 2人の孤独なイズミット

ロスという選手について 2000年代初頭、まだレンジャーズが強かった頃、モーリス・ロスという選手がいた。ロスは細身のDFで、CBと右サイドバックをやっていた。もうはっきりとは覚えていないが、身軽で、知的で、細身だがタックルも強く、それなりにスピード…

プレミアリーグ チェルシー戦@スタンフォード・ブリッジに関するメモ -全てが嘘になる-

Stats 出所)WhoScored.com https://www.whoscored.com/Matches/1190253/Live/England-Premier-League-2017-2018-Chelsea-Manchester-City (埋め込み画像にできない!) 前半はボールを支配しつつ、モラタ、アザールから危険な場面も発生する、緊迫感のある…

CL グループリーグ シャフタール・ドネツク戦に関するメモ

www.mcfcwatch.com www.theguardian.com www.tacticas-magicas.com 4-1-4-1でジェズスとアグエロを併用。 基本的なゲームプランは、シャフタールにボールを保持させないこと。そのために、GKまでを射程にした前線からのプレッシングと、高い位置でのネガトラ…

2017/18 マンチェスター・シティ 選手名鑑(ローン放出組編)

GK ジョー・ハート Joe HART ゴールデングラブ賞4回、かつての正GKはウェストハムへ。未だ完全移籍化しないのは、給料に折り合いがつかないからかも知れない。彼ほどシティに貢献した選手でも、理不尽な誹謗中傷を受けたりするというのは、残念の極み。 アン…

2017/18 マンチェスター・シティ 選手名鑑(トップチーム+α編その2)

MF 8 イルカイ・ギュンドアン İlkay GÜNDOĞAN 派手にやられたって心は折れないの。例えクラウディオ・ヤコブだって俺から勝利は奪えないの。そんな視野の広さ インテンシティ ボディバランス フットワークばっちりなサッカーグラップラー。昨年12月の大怪我…

2017/18 マンチェスター・シティ 選手名鑑(トップチーム+α編その1)

GK 1 クラウディオ・ブラボ Claudio BRAVO ほら、イップスって言ったでしょ?というのはコパ・アメリカ限りの印象で、未だシティでは汚名を返上する機会を得ていない、昨シーズンの歩く大災害。今年はエデルソンの獲得で控え降格。W杯の準備としては大変そう…

シティの財務状況、あるいはFFPとの再会について

そんなに使って大丈夫か。 という指摘が、この夏のマンチェスター・シティに寄せられている主な指摘の一つであるが、それも致し方あるまい。何せひと夏で£200m使ったのは、プレミアリーグ(以下EPL)のクラブでは史上初である。一部で報道された「2009年のレ…

2016/17 マンチェスター・シティ 選手別レビュウ vol.2

GK ウィリー・カバジェロ 「物乞いだったこともあれば 王様だったこともある 俺は最高じゃあないが 決して最悪というわけじゃない」とはAviciiの歌にあった気がするが、去年のリーグカップ決勝でPKに目覚めてからのウィリーは、だいたいいつもそんな感じなの…

2016/17 マンチェスター・シティ 選手別レビュウ vol.1

DMF/CMF フェルナンジーニョ 『彼は10のポジションに対応できるね』というグアルディオラの言葉通り、前半戦は主にアンカーとして、後半戦は主に両サイドバックや2センターの片方として稼動。自身の強みを活かすためというよりは、どちらも適任者がいなかっ…

マンチェスター・シティの16/17シーズン 中間まとめ

以下、『サッカーの面白い戦術分析を心がけます』さん、@500zooさん、@yuukikouheiさん、@tkq12さんを一部引用しております。 -まずグアルディオラ政権下でのシティの戦いぶりについて、簡単に 「就任自体にも、ピッチ内での戦いぶりについても、基本的には…

2016/17 マンチェスター・シティ 選手名鑑(レンタル放出組編)

- Joe Hart ジョー・ハート GK 29歳 ここに全部書きました。 20 Eliaquim Mangala エリアキム・マンガラ CB 25歳 バレンシアに(どうやら2年間)ローンで放出。ペップの構想には恐らく端から入っておらず、今後シティに戻る可能性は限りなく低いであろう。ジ…

2016/17 マンチェスター・シティ 選手名鑑(トップチーム編)

1 Claudio Bravo クラウディオ・ブラボ GK 33歳 ハートに関するあれこれで、来る前からファンの間に複雑な感情渦巻いてしまったチリ代表の守護神。まあしかし、シティがバルサの正GKを取る時代よの。こないだのストーク戦で明らかになったように、GKからのビ…

ジョー・ハートに関する個人的なメモ

ジョー・ハートはシティを去るらしい。 開幕からハートは起用されず、カバジェロがスタメンを張った。クラウディオ・ブラボは既にバルセロナのチームメイトに別れを告げ、マンチェスターで学校と家を探しているという。グアルディオラはシンプルに、その瞬間…

ニワカと学ぶリオ五輪ロードレース プレビュウ

A:優勝候補筆頭 B:優勝の可能性は十分あり C:展開によってはワンチャン D:どこかで目立てれば E:それ以外 オリンピックは国によって出場できる選手数が違う上、最大でも1チーム5人なので、カオスになりやすい。1チーム9人くらいいると、アシストを使い…

ツールドフランス2016 第10日まで  

http://cyclingtips.com/2016/07/photo-gallery-2016-tour-de-france-stage-9/ ■SKY 今年もスカイ登山鉄道は安定の定時運行。ピレネーに入ってからこっち、我々はキリエンカと延々睨めっこを余儀なくされていて、あの顔は好きだが少々飽きた。ポートというス…

ニワカと学ぶツールドフランス2016 vol.3

総合トップ5(+ステージ勝利狙い) 総合上位を狙う中でも、トップ5が射程圏内、もしかしたら表彰台も、という面々。ポートとヴァンガーデレンを擁するBMC、ピノがそろそろ一皮剥けたいFDJ、バルデに賭けるAG2R、ホアキンとザカーリンを揃えてきたカチューシ…

ニワカと学ぶツールドフランス2016 vol.2

ステージ勝利狙い(スプリント中心) 主に平地ステージのスプリント合戦で勝利を狙う人たち。エースを大事に大事にゴール前まで運ぶ大量のアシスト陣と、ラスト10秒に全てを掛けるエーススプリンターで構成される。ド平坦の実力ならキッテルとグライペルを擁…

ニワカと学ぶツールドフランス2016 vol.1

ロードレースである。意外と楽しいのよこれが。見てみると。しかし、初めて見る人には取っ付きづらいというのも確かであろう。まずもって何を競っているのかよく判らない。一番最初にゴールした人が勝ちだというのは良いとして、どうもチームでレースをして…

2016 ジロ・ディタリア チーム別レビュウ

またの名をジロ・デ・イタリア。 採点基準 5:期待を大きく超える好成績 4:期待通りの成績 3:可もなく不可もなく。期待通りと言うほど良くも無い 2:期待にそぐわない。不満 1:評価ポイントに乏しい。明確な失望。 ■AG2R La Mondiale アージェードゥーゼ…

2015/16 マンチェスター・シティ 選手別レビュウ vol.2

AMF ■ダビド・シルバ:3 シティファンというのは「シルバの調子が悪い試合」というのに慣れていないわけですよ。出しとけば大体何かしてくれるという経験しかない。 然るに今年のように何もできずに下がったり、あるいはミスパスを連発したりという試合があ…

2015/16 マンチェスター・シティ 選手別レビュウ

採点基準 5:期待を大きく超える大活躍 4:期待通りの活躍 3:可もなく不可もなく。期待通りと言うほど良くも無い 2:期待にそぐわない。不満 1:大失敗のシーズン GK ■ジョー・ハート:4 ジョーというのは「止めるしかない」「蹴るしかない」という、時流に…

2016シーズン ニワカと学ぶUCIワールドチーム・プレビュウ vol.5

◆トレック・セガフレード Trek-Segafredo カンチェさよなら祭りが最大のテーマだったわけだが、だらだら書いてるうちに北のクラシックが終わってしまった。結果はストラーデ・ビアンケ優勝、E3とヘントで4位、RvVで2位、パリ~ルーベは40位。トラブルに見舞…

2016シーズン ニワカと学ぶUCIワールドチーム・プレビュウ vol.4

◆ティンコフ TINKOFF ティンコフさん劇場も今年で終わりかと思うと寂しいものがあるが、それよりチーム経営どうすんのかとか、このレベルのチームですら採算が取れないのかとか、もっと深刻な問題が横たわっている。まあサッカーですら最近ようやく黒字でや…

2016シーズン ニワカと学ぶUCIワールドチーム・プレビュウ vol.3

◆チーム・カチューシャ Team Katusha ロシアン名物きな臭い噂でおなじみ。旧ソ組がとっ捕まりまくるアスタナに、ティンコフさんが「捕まらん限りは何でもやれ(意訳)」のティンコフ、そしてドーピング&コカインのカチューシャという黒い三連星である。 去…

2016シーズン ニワカと学ぶUCIワールドチーム・プレビュウ vol.2

◆ディメンション・データ Team Dimension Data 関係無いけど、レイナールト・ヤンセファンレンスブルフとジャック・ヤンセファンレンスブルフが赤の他人だということに衝撃を受けています。 MTNクベカがワールドチームに昇格し、名前もディメンション・デー…

2016シーズン ニワカと学ぶUCIワールドチーム・プレビュウ vol.1

◆オリカ・グリーンエッジ Orica GreenEDGE 若くて明るい、スプリントとTTTのチームという印象。2015年の主な勝利は、インピーがダウンアンダーのポイント賞、パリ~ニース第3でマシューズ。あとジロ、スイスでも1勝ずつ、アルバジーニがロマンディで2勝、チャ…